バイバイでさようなら。

本日のタイトルはももクロの歌です。

 

先日のことなんですが、15年以上付き合いのあった友人の訃報が飛び込んできました。
末期ガンだったので、いつ旅立ってもおかしくないんだからと覚悟はしていました。
それでも。訃報を聞いたときは深夜だったのですが、涙が止まりませんでした。
もう10日ほどたつのですが。
とっくに荼毘に付されているのですが、実感がわきません。

 

友人に病が宣告されたのは今から12年前。
その時すでにステージ4で転移も見られている状態で手術もできない状態でした。
ただこの友人。本人曰く「悪運が強い」ヤツでした。
余命1~3年って言われてたのが12年ちょっと生き延びたんですよ。
ただ、コロナ渦前に脳に転移して。本格的な抗がん剤治療が始まったんですが。
最後にあったときはひどく痩せてしまっていて。
少し、覚悟をしたのは覚えています。

 

最期はご家族に見守られて旅立てた、とのことでしたので。
人に愛された友人らしい旅立ちだったな、と思います。
仕事の調整ができたので通夜には駆けつけることができました。
棺の中で眠る友人は納棺師の方が頑張ってくれたのでしょう。
出会ったころと同じ顔をしていました。

 

もう、あの笑顔に会えないな、というのだけがさびしくて悔しいです。
まあ、友人にはそっちでちょっと酒飲んでうまいもん食いながら待っててくれ、ですね。
もう痛みも苦しみもなくなったんですから。

 

友へ。
17年という短い付き合いだったけど、友達でいてくれて本当にありがとう。
身内でいろいろもめた時も、あんたがそんなことするわけないって噂を否定してくれたら、
私はこうしていられます。
こっちの時間で長くても50年ほど待っててくれたらみんなそっちに行くからさ、
その時は再会を祝ってまた酒を飲もうよ。
そっちに行ってからのこっちの笑える話をいっぱい持っていくからさ。

ありがとう バイバイでさようなら。またね。